「お疲れ様でございます」は正しい?

ビジネスマナー > 敬語の使い方

「お疲れ様です」は普段からよく使いますよね。

では、「お疲れ様でございます」はいかがですか?

あまり聞き慣れない方もいらっしゃれば、二重敬語では?と感じる方もいるでしょう。

「お疲れ様でございます」は間違っているのか?

詳しくご説明いたします。

 

結論から言うと、「お疲れ様です」も「お疲れ様でございます」も間違いではありません。

また、「お疲れ様でございます」は二重敬語でもありません。

「です」をより丁寧な「ございます」に変換させているだけで、文法的にも誤りはありません。

 

「お疲れ様」と言う言葉はねぎらう意味の言葉で、

日本では、本来目上の方にねぎらう意味の言葉は使いませんでした。

今でこそ、日常的に使われているので気にならない方が多いようですが、

もしかしたら気にされている方もいらっしゃるかもしれませんね。

ですから、より丁寧な「お疲れ様でございます」が使われるようになりました。

 

同僚同士であればもちろん、社長であっても「お疲れ様です」で構いませんが、

目上の方であれば、「お疲れ様でございます」の方がより丁寧な印象を与えることができますね。

 

社外の人に対しては、ねぎらいの意味がある「お疲れ様です」は失礼にあたることもあるので、

「いつもお世話になっております」や「本日はありがとうございます」などが適切です。

 

日本サービスマナー協会では、ビジネスシーンのお困りごとや疑問を、

ビジネスマナー研修で解決いたします。

 


«前へメニュー一覧次へ»
▲このページのトップへ