だんだんと気温が下がり、冬支度をする方も増えてきたのではないでしょうか。
近年では、省エネなどの観点から夏はクールビズ、冬はウォームビズが定着くしてきました。
そこで、ビジネスシーンでのウォームビズについてご紹介いたします。
職場の雰囲気や、スーツ着用か否か、内勤外勤かなど、働く環境によって基準も様々ですが、
ここではスーツ着用の場合についてご紹介いたします。
まず、スーツの基本はシャツにネクタイというスタイルが一般的です。
よって、一般的なビジネスマナーとしてはスーツの下にカジュアルなニット素材のものを
着用することはNGです。
しかし、ウォームビズを推奨している場合は、以下の点に気をつけて着用しましょう。
1.セーター着用の場合
・デザインはVネックのもの
・色はスーツと同系色のものか差し色になるもの
例えば、黒・グレー・濃紺・ネイビー・ブラウン・ワインレッド、薄い青・グリーンなど
2.カーディガン着用の場合
カーディガンをスーツの下に着用するのはあまりおすすめではありません。
カジュアルかつ、学生的なイメージもあるため、野暮ったい印象を与える可能性があります。
また、スーツの下にカーディガンを着用するとゴワゴワした見た目にもなります。
社外の方とお会いするときはカーディガンを脱ぐなどの工夫が必要です。
3.ニットベスト着用の場合
正式なスーツのルールでは、スリーピースを着用します。
袖なしのニットベストは、「チョッキ」のイメージも強く古ぼけた印象を与える可能性もあります。
現在では、様々なウォームビズスタイルが提案されています。
今回ご紹介した内容は、あくまでも一般的なビジネスマナーです。
スーツスタイルの正式なルールを知った上で、職場の雰囲気などに合わせて健康面も考慮し、
快適に仕事ができる服装(身だしなみ)を心がけましょう。
また、お取引先の企業がウォームビズを推奨しておらず、厳格なお相手と会う場合には、
お相手に合わせた服装を心がけましょう。
日本サービスマナー協会では、ビジネスシーンでのお困りごとや疑問を
ビジネスマナー研修で解決いたします。