クレームに対して適切な処理を行うためには、クレームの全容を正確に把握しなければなりません。
お客様が、いったい何を訴えているのか、真剣に耳を傾け理解する「聴き方」=傾聴が必要です。
お客様が誠意を感じる聴き方とは…
①相手の話を最後まで聴く
②「テンポ・リズム・間」はお客様に合わせて調整する
③お詫びの言葉を複数準備する(お詫びの言葉のレパートリーを増やす)
④相手が何を言いたいのか、キーワードを発見したら復唱する。
(キーワードはお客様が繰り返す言葉の中に隠れていることが多い)
⑤途中で話を否定したり反論したりしない
⑥あいづちをうつ
(電話の場合、表情が見えない分、あいづちを効果的に利用しましょう)
【復唱のあいづち】 お客様が言われたことを、そのまま復唱して確認する。
【要約のあいづち】 お客様が言われたことを、まとめて確認する。
【感情のあいづち】 お客様の感情を受け止め、共感を込めて伝え返す。
お客様の話をしっかり聴くことで、適切な対処ができるだけでなく、信頼関係を築くこともできます。
信頼関係が築ければ、リピーターになってくださる確率も高まりますので、適切に対処しましょう。
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