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敬語の使い方

「恐れ入ります」の上手な使い方

「恐れ入ります」と言う言葉はビジネスシーンでよく使う言葉です。

言葉の意味を理解し、正しく使えていますか?

ここでは、「恐れ入ります」の意味と、様々な場面での使い方をご紹介いたします。

 

☆「恐れ入ります」の意味

①自分にとって過分と思われる目上の人の行為に対しての感謝の気持ちをあらわす挨拶

②目上の人や客などに、迷惑や骨折りに対して「申し訳ない」という気持ちで言う語

(三省堂 大辞林より)

相手への敬意をあらわし、何かをしていただいたことへの感謝の気持ちを表現する言葉です。

 

☆上手な使い方

①お相手に何かをしていただく際に使う

「恐れ入りますが~をしていただけますか?」

「恐れ入りますが、前からつめてご着席願います」

「恐れ入りますが、こちらの資料をご確認いただけますか?」

 

②お相手に何かを尋ねる際に使う

「恐れ入りますが、お名前を伺ってもよろしいですか?」

「恐れ入りますが、〇〇様はいらっしゃいますか?」

 

③感謝の意を伝える際に使う

「ご尽力いただき、誠に恐れ入ります」

「わざわざご連絡いただき、恐れ入ります」

(お茶出しの際机の資料をどかしていただき)「恐れ入ります」

 

このほかにも、先輩や上司にお褒めの言葉をいただいた際に使うと

謙遜と感謝の意を両方あらわすことができます。

<例>

上司「今回の企画はとてもよくできていた!」

部下「恐れ入ります」

 

「恐れ入ります」はとても丁寧で、柔らかい印象を与えることができる言葉ですね。

様々な場面で使うことができる言葉ですが、やはりきちんと気持ちを添えて使いたものです。

 

日本サービスマナー協会では、ビジネスシーンにおけるお困りごとや疑問を

ビジネスマナー研修で解決いたします。


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